シングルオリジンコーヒーとは何か、選び方の基本
「シングルオリジン」という言葉をカフェのメニューで見かけることが増えました。ブレンドコーヒーとどう違うのか、どうやって選べばいいのか、最初はよく分からないという方も多いと思います。Morning Clover では毎月豆を替えているので、この機会に基本的なことをまとめてみます。
シングルオリジンとブレンドの違い
シングルオリジンとは、特定の国・地域・農園から収穫された豆だけを使ったコーヒーのことです。ブレンドは複数の産地の豆を混ぜて、バランスのよい味に仕上げたもの。どちらが優れているということではなく、目的が違います。
ブレンドは安定した味を出しやすく、毎日同じ味を楽しみたい方に向いています。シングルオリジンは産地ごとの個性がはっきり出るので、「今月はどんな味だろう」という楽しみ方ができます。Morning Clover で毎月豆を替えているのも、その季節に合った個性を楽しんでほしいからです。
精製方法で味はどう変わるか
コーヒーの実から豆を取り出す方法を「精製」と呼びます。大きく分けると、水を使って洗うウォッシュドと、果実ごと乾燥させるナチュラルの2種類があります。
ウォッシュドはクリアでさっぱりした酸味が出やすく、ナチュラルはフルーティーで甘みが強い傾向があります。10月のイルガチェフェはナチュラル精製で、ベリー系の甘い香りが特徴です。精製方法を意識して飲み比べると、同じ産地でも印象がかなり変わります。
焙煎度と味の関係
浅煎りは酸味が強く、豆本来のフルーティーな風味が出やすい。深煎りは苦みとコクが増し、ミルクと合わせやすくなります。中煎りはその中間で、バランスが取りやすい。
Morning Clover では基本的に中煎りから中深煎りの豆を選んでいます。ブラックでも飲みやすく、かつ産地の個性が残る焙煎度が好みです。カウンターで「どんな味ですか」と聞いていただければ、その日の豆の特徴をお伝えします。
産地や精製方法を少し意識するだけで、毎朝のコーヒーが違って見えてきます。今月のメニューはカウンターの黒板でご確認ください。