なぜ毎月コーヒーの豆を替えるのか
「毎月豆が変わるのは不便じゃないですか」と聞かれることがあります。確かに、「先月のあれが好きだったのに」という声をいただくこともあります。それでも毎月替えているのには、理由があります。
固定ブレンドを選ばなかった理由
開店前に、固定ブレンドにするかシングルオリジンの月替わりにするかを相当悩みました。固定ブレンドの方が安定した味を出しやすく、お客さまも迷わない。でも、毎朝同じ味を出し続けることに、自分が飽きてしまうかもしれないという不安がありました。
それより、「今月はどんな豆ですか」という会話が生まれる方が、カフェとしての面白さがあると思いました。豆の話をきっかけに、常連さんとの会話が広がることが実際に多いです。
豆を選ぶ基準
毎月、大阪市内の焙煎所から産地レポートを受け取り、その中から選んでいます。基準は「その季節に合った香りと味わいか」と「中煎りで個性が出るか」の2点です。
秋はフルーティーで甘みのある豆を選ぶことが多く、冬はナッツやチョコレートのような深みのある豆に移行します。春は明るい酸味のある豆、夏はすっきりしたウォッシュドが多い。季節と豆の組み合わせを考えるのが、毎月の楽しみです。
先月の豆が好きだった方へ
「先月のコロンビアが好きだった」という声をいただくことがあります。その場合は、焙煎所に問い合わせて同じ豆が手に入るか確認することがあります。必ずしも対応できるわけではありませんが、気になる方はカウンターで声をかけてください。
また、毎月のニュースレターに今月の豆の情報を載せています。メールアドレスをご登録いただければ、月初にお届けします。
豆が変わるたびに、少しだけ新しい発見があります。来月は中米の豆を検討中です。